委員長挨拶

中央執行委員長

川村 幸弘

 全森永の運動方針は2年制を採っており、今年度は策定の年となります。運動方針に示している各項目はいずれも組合活動の基本であると捉え、大幅な変更は加えておりませんが、新たにスローガンを策定しています。スローガンの策定にあたっては全森永が最も大切にしている「3つの思い」を込めました。「全員」が手を取り合って、「全力」で取り組み、森永各社の組合員から成り立つ「全森永」としての強みを活かし、全ての組合員の心をひとつにという願いが込められています。この「全員・全力・全森永」を皆さんと一緒に、理念浸透に向け取り組んで参ります。

 新型コロナウイルス感染症の状況ですが、今もなお感染拡大が続き、終息の兆しが見えません。コロナ禍の影響により、人とモノの動きが停滞してしまった社会は、私たちの生活や仕事に大きな影響を与えています。在宅勤務や外出自粛など多くの方が変化を余儀なくされている中で、労働組合としても組合員の皆さんのいのちと健康を守るため、第75回定期全国大会を集合開催ではなくWeb開催へと変更しました。組合として大切にしている直接の「顔合わせ」による対話から「心合わせ」「力合わせ」に繋げ、結束を強めていくという考えは根底にありますが、この状況下では手段を変えていかざるを得ないと考えております。

 また、労働組合の原点である「相互扶助の精神」に基づく取り組みは、これからも変わらないことを共有したいと思いますが、コロナ前の状況には完全に戻れないことを前提に考え、これまでの全森永の70年以上の歴史における良き伝統は守りつつも、時代に即した活動に変革していかなければならないと感じています。今までこうしてきたからではなく、本当に全森永にとって、そして組合員の皆さんにとって有益な活動なのかをこれまで以上に真剣に考え、あらゆる活動はもちろんですが、その中身や質についても改善を図っていきたいと考えています。そのためには、支部の皆さんの率直なご意見が必要です。どのような場面でも構いませんので、中央本部に対する意見提言を是非ともお願いいたします。

 支部執行部の皆さんにおかれましては、会社業務と組合役員の両立が難しい立場に加えて、ご家族からのご理解を得ていただきながらの活動は、大変な負担をかけてしまっていると思います。支部の負担軽減に向けては、一部で進めておりますが、まだ十分ではないと実感しております。支部執行部が本当に必要な取り組みに注力できるように仕組みを整え、組合員のために本当に役に立てる活動を展開していきたいと思いますので、皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。